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赤々舎

深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ

深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ

通常価格 ¥3,300
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1960年代から1990年代の初頭に活動した写真家・深瀬昌久の軌跡をめぐる「深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ」展(2023年、東京都写真美術館)の図録。深瀬作品を俯瞰して見ることができます。

サスケ』からもわかるように愛猫家(翻訳:ネコ狂い)として知られる深瀬昌久ですが、ネコに限らず、妻や家族、最終的には自分自身にもカメラを向け、自己の内面に潜む“狂気”に意識を向けていく。

“狂気”だけに、被写体や写真を撮ることに対するヤバめな執着も多少感じつつも、そこには愛もユーモアもあり、滲み出る人間臭さのようなものが店主は好きです。

興味がある方はぜひ。

在庫あり

作家 / ブランド

赤々舎

赤々舎 について

2006年設立、京都に拠点を置くアートブックの出版社。写真集と現代美術の作品集を中心にこれまで約200冊以上を刊行。常に写真表現の可能性を模索し、写真とは何か、写真を見ることとは何かという本質を探求しつつ、大きな問いの器として写真集を制作して いる。

詳細仕様

サイズ:220×148mm
216ページ

素材:布張りハードカバー

その他

深瀬昌久(Masahisa Fukase)

1934年、北海道中川郡美深町に生まれる。日本大学芸術学部写真学科卒業。日本デザインセンターや河出書房新社などの勤務を経て、1968年に独立。1974年、アメリカ・MoMAで開催された歴史的な日本写真の展覧会「New Japanese Photography」への出展を皮切りに、これまで世界各国の展覧会に出展多数。1992年、不慮の事故で脳障害を負い、20年間の闘病の末、2012年没。享年78。代表作「鴉」は日本写真の金字塔として世界的に高い評価を得ている。没後に創設された深瀬昌久アーカイブスの働きにより、2017年には仏・アルル国際写真祭にて没後初の大回顧展「l'incurable égoïste」を開催。2018年、京都のKYOTOGRAPHIE にて国内初の回顧展「遊戯」を開催。また同年、蘭・Foamにて美術館初となる回顧展「Private Scenes」を開催。その開催に合わせて、深瀬がその生涯をかけて制作した作品群を編さんした写真集「Masahisa Fukase」(赤々舎より日本語版、Editions Xavier Barralより英語版及び仏語版)が刊行された。https://masahisafukase.com/

トモ コスガ (Tomo Kosuga)

1983年、東京都新宿区生まれ。深瀬昌久アーカイブス 創設者兼ディレクター。2000年頃より深瀬の作品研究を開始。深瀬の没後、遺族からの依頼を受け、2014年に深瀬昌久アーカイブスを創設。アーカイブ活動に留まることなく、深瀬の展覧会キュレーションや出版物の編集や解説執筆を担う。アート・プロデューサーとしても各種展覧会の企画やプロデュースを手がけ、また写真表現を専門としたライターとして日本写真の現在を各種媒体に寄稿。これまでキュレーションまたは共同キュレーションに携わった展覧会として、深瀬昌久「Private Scenes」(2018年 蘭・Foam)、深瀬昌久「l'incurable égoïste」(2017年 仏・アルル国際写真祭)、深瀬昌久「救いようのないエゴイスト」(2015年 東京・Diesel Art Gallery)のほか多数。著書として「Masahisa Fukase」(赤々舎より日本語版、Editions Xavier Barralより英語版及び仏語版)がある。写真表現を考えるYouTubeチャンネル「トモコスガ言葉なき対話」にて日々発信中。
https://www.youtube.com/tomokaflex

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